片頭痛は、日本人の8%以上が悩んでいます。さらに、男女で分けると、女性の片頭痛は男性の3〜4倍ということです。時には、脳腫瘍などのこわい病気が隠れている場合もあるようです。
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頭痛は誰もが経験します。かぜや二日酔いなどによる頭痛は原因がなくなれば消えます。ところが、原因がわからずに繰り返す慢性頭痛もあります。そのなかでも片頭痛で苦しんでいる人が少なからずいます。日本人で8・4%、つまり少なくとも800万人以上の人が片頭痛ということです。
片頭痛は発作的に起こり、その痛みはずきんずきんと脈打つように激しく、そして吐き気や嘔吐、光や音に過敏になるといった症状を伴います。偏頭痛が起きていると日常の動作だけで症状がひどくなるというのも特徴です。頭痛が続く時間は、半日から2〜3日と人のよって違いますが、ひどい場合は、仕事を休んだり、日常生活に支障が出ている人も多いようです。頻度も人によって異なり、毎週起こる人・毎月の人・年に2、3回という人などそれぞれです。
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頭痛は脳の血管が拡張することで起きます。なぜ血管の拡張するかははっきりしていませんが、セロトニンという物質が関係していると言われています。そして頭痛のきっかけですが、特定の食べ物を食べたとき、強い光や騒音、疲労、生活の変化などさまざまです。」 片頭痛のほとんどは10歳から20歳までに始まります。それから続く頭痛との「つきあい」 で、どんなときに頭痛が起こるかが自分でわかっていれば、それを避けることで予防になります。
もともと片頭痛は女性に多く、男性の3〜4倍ということです。そして女性の片頭痛は月経の前や最中に起きる場合が多く、妊娠中は起きなくなり、閉経後には片頭痛が減るということが分かっています。このことから、片頭痛はホルモンの変動と関係するようです。 女性も男性も50代から片頭痛の発作は減っていきますが、更年期でホルモンバランスの乱れている間は、発作が増える場合もあります。
片頭痛での問題は、脳の障害や病気がないかということです。頭痛と思っていたら、脳腫瘍であったとか、くも膜下出血などの脳血管障害の兆候であったということもあるようです。50をこえると脳血管障害が増えて行きます。単なる頭痛と考えず、検査を受けることをおすすめします。
片頭痛だとはっきりすれば、市販の鎮痛剤で合う薬があればそれでよいでしょう。市販薬が効かない人は、治療を受けましょう。治療は薬が中心で、主に使われるのは発作が起きたとき、血管の拡張を抑える作用と痛みをブロックする作用をもつトリブタン製剤です。これを飲めば、1〜2時間で症状が軽くなります。日本では現在5種類のトリプタンが使われていますから、自分に合う薬を選べます。また、頭痛がでないようにする治療もありますから医師に相談してください。
現在では頭痛専門の外来をもつ医療機関も増えています。ひどい頭痛は、がまんせず、専門医に相談しましょう。