白金(プラチナ)の産出量

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白金(プラチナ)は、人間がこれまでに産出した量が約5000トンということです。それに対し、金はこれまでに15万トン産出されているということですから、白金(プラチナ)は金の30分の1しか存在しないということのようです。白金1立方センチの質量は21.45グラムと大変大きいので、人間がこれまでに産出した白金(プラチナ)の体積は、約233立方メートルしかありません。この体積は、一辺6メートルの立方体の体積に近いものです。

白金(プラチナ)の産出国

白金(プラチナ)を産出は、南アフリカとロシアの2国で90%以上になっています。南アフリカが約77%でロシアが約14%です。このように、産出量が少なく、限られた国でしか取れないということで、産出国の経済や社会情勢によって大きな価格変動が予想されます。2008年4月現在での価格は、金1グラム3,170円に対し白金(プラチナ)1グラム6,980でした。     

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白金(プラチナ)の地域別使用量

白金(プラチナ)は、ほぼ2国だけで産出されているのですが、使用量は、日本が約15%、ヨーロッパが37.4%、中国が18%、北米が15.4%となっています。日本の、2007年の使用量は32.5トンでした。

白金(プラチナ)の使用用途

白金は、指輪などの宝飾用以外に、科学、コンピューター、医療、バイオなど様々な分野で使用されています。特に、自動車の排気ガスの有毒物質は、排出する前に白金の網を通すことによって化学反応する率を大きくし無害な物質になる割合を増やすことができます。初めは、自動車用排ガス触媒として白金族のパラジウムが使われていたのですが、需要の増大で、白金(プラチナ)よりも高価になってしまい、今は白金(プラチナ)が使われているというわけです。

白金(プラチナ)の用途別使用量

金が宝飾品に68.4%、金塊と金貨に12.4%使用されているのに対し、白金(プラチナ)は、宝飾品に29%、自動車触媒に59%、電気分野に7%という割合になっています。このように、工業分野で必要とされており、この需要が減るとは考えにくいので、その値段が大きく下がることはないのではないでしょうか。逆に、南アフリカの政治情勢等によっては暴騰ということも考えられそうです。

白金属元素

白金(プラチナ)の仲間にいくつかの元素があり、そのうちいくつかは北海道でわずかに砂金としてとれるようです。ハードディスクや万年筆のペン先に使われるルテニウム、自動車触媒や万年筆のペン先に使われるロジウムの他にパラジウム、オスミウム、イリジウムが白金属元素で皆似た性質を持っています。

補足

日本では白金(プラチナ)含有量が85%以上でないと政府の品位証明を受けられません。ですから、日本に流通する白金(プラチナ)は、最低でも含有量が85%以上のものとなります。