いびきとは

スポンサードリンク

いびきとは、鼻から肺へ至る空気の通り道が何らかの原因で狭くなってしまい、空気が通るときの摩擦音や振動音による雑音です。仰向けに寝ると、舌の根元がのどの奥のほうに落ち込み気道が狭くなります。つまり寝る姿勢だけで、いびきをかきやすくなります。ですから、いびきをかくと不健康と考える人がいますが、すべてのいびきがそうだということはありません。

健康ないびき

健康ないびきについて説明します。肉体的・精神的に疲れているとき、身体はたくさんの酸素を必要として口が開き、まわりの筋肉もゆるんで、気道はより狭くなっていびきをかきます。お酒の飲みすぎや睡眠薬を飲んだとき出るいびきも、筋肉の弛緩で気道が狭くなり生じます。もちろん、かぜや花粉症で鼻が詰まったときも、口呼吸となっていびきをかきやすくなります。このような一時的ないびきは問題ありません。     

スポンサードリンク

老化によるいびき

慢性的ないびきでも、老化が原因の場合は普通問題がありません。老化により呼吸にかか わる筋肉が緩んで気道が狭くなり、40代、50代になるといびきをかきやすくなります。

病的ないびき1

病的ないびきの心配があるいびきは、いびきが一晩中続く場合です。一般に、眠りが浅い段階では口呼吸に頼り、眠りが深くなると鼻呼吸に移ります。したがって、寝入りばなのいびきだけなら問題ありません。

病的ないびき2

したがって、心配なのは、一晩中続く慢性的ないびきです。そして息を吸うときだけでなく吐くときにも出る大きないびきで、時々あえぐように息を吸ったり苦 しそうにしている場合です。これが一晩中続くと深い睡眠に入れません。昼間も居眠りしたり、ボーッとしたりすることになります。こうなる内科的な原因をもっている場合が多いようです。

病的ないびきの原因

病的ないびきの原因で多いのは肥満や、鼻や咽頭などの問題です。脳神経の異常がいびきを起こしたり、心臓病、腎臓病、糖尿病、高血圧などの全身疾患がいびきの原因ということもあります。
また、原因がどんな場合でも、慢性的ないびきは睡眠時の無呼吸につながります。10秒程度の呼吸停止が何度も起きる睡眠時無呼吸症候群は、内臓の病気を悪化させ、突然死の原因になります。

病的ないびきの治療

病的ないびきが心配なときは、その原因を調べてもらい治療を受けた方がよいでしょう。無呼吸症状、脳や内臓の病気もない場合でも、ひどいときは治療すべきでしょう。肥満の解消はもちろん有効ですし、鼻や咽頭など構造の問題のときは、手術で広げることもできます。

いびきを減らすさまざまな工夫を

老化による健全ないびきなどを軽くするためには、夜更かしせず、寝る前の飲酒もやめ、睡眠薬なども使わずに、よい眠りが得られるよう生活全体を変えるのが第一でしょう。  
いびき解消グッズもあり、鼻の入り口が小さい人用の鼻を広げる器具、鼻腔を広げる弾力テープなどがあります。
また、仰向けに寝る習慣の人は、姿勢を変えて横向きに寝ることで、気道が押しつぶされることなく空気の通りがよくなります。呼吸に関係した筋肉を鍛えるフェイスストレッチングも良いと言われています。